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Hugo Ch´avez
Aleida Guevara
伊高 浩昭
社会主義と独裁者と
(2008-01-31)
このご時世にあって、世界の多くの国が資本主義、民主主義へと移行していく中で、未だに独裁を貫き、社会主義体制を強いている珍しい国。
ベネズエラというと、石油の利権を求める米国に絶えず翻弄され、貧困層と富裕層との経済格差による不平等感情により国内の治安が保たれていない、というようなイメージがあった。
またチャベス自身に関しても、その奇抜な発言や態度で徹底した反米政策を打ち出し、頑固にも共産主義を貫く頑固な強権的な独裁者というイメージがあったが、内容を読む限り、キューバのカストロが『私たちの議長(代表者として)』といっているのに対して、チャベスは『形式上は大統領だが、実際は国民と共にある』といっているように、少なくとも内に向けては貧困層を中心とした親和政策を取っており、頑固で恐れ多い堅物というイメージはない。
インタビュー自体は比較的容易な表現でまとめられているので読みやすいが、もう少しチャベスの人物像について突っ込んだ内容にして欲しかった。
その点で星4つとしたが、内容自体は楽しく読ませていただいた。
地球の裏側にあるベネズエラという国の片鱗に触れる一冊である。
インタビュー
(2007-03-15)
反米大統領といわれるチャベス氏のインタビュー集です。
反グローバリズムを体現する数少ない政権でありその証言は貴重とはいえましょう。
多くの国が資本主義化した中、革命思想を受け継ぐ数少ない人物といえます。
もちろん問題も多く、価格統制のために食料品店から食料が消えるという事態も起こっているようです。
そのパフォーマンスには見所がありますが、闇市場が増える国内をどう統治していくのか不安と期待をもって見守りたいと思います。
今、中南米が面白い
(2007-03-04)
本書は、チェ・ゲバラの娘、アレイダ・ゲバラによるインタビューを収録したものである。チャベスの思想形成過程、軍人時代の体験、カストロとの協力関係など非常に興味深い事実が多々含まれている。
メディアではしばしば、チャベス政権下のベネズエラを筆頭とする中南米諸国の政治的潮流を描写するにあたり、「中南米の反米左翼政権の台頭」という表現が用いられる。このような表現では、あたかもそれらが「ならず者国家」であるかのような印象を抱いてしまいがちである。しかしながら本書を通して見えてくるものは、新自由主義を奉じる米国や石油企業のもたらす不平等の構造に対する普通の人々の異議申し立てという事実である。チャベス政権はそのような土壌の上に必然的に成立したのだということがわかる。メディアのバイアスからいかに解き放たれ、事実を汲み取っていくか、その重要性を痛感させられる。
今、グローバル化の再検討の必要性が叫ばれているが、ベネズエラの現在はまさにそのような問いに対して極めて重要な素材を提供しているかのように思われる。「誰のための」グローバル化を進めるのか、本書の問いかけは重い。
住んでみてください
(2007-02-28)
タイトルをみただけでも鳥肌がたってきます。実際すんでみればわかる、物の値上がり、今日は砂糖が、明日は豆が、肉が、どの店を探してもない。こんな状態が国民にためになっているとは思えない。兇悪犯罪の増加、以前から子供は外の一人歩きができない。さらわれるからだ。確かに以前は裕福層によって国は支配されてきた。独裁者がでたこともある。彼も独裁者の一人である、とみたい。上層部が代わっただけでロシア革命のように、特権階級は存在している。国民は働かない。働かなくてもお金をくれるからである。意見を言うなら実情をもっと調べてからにして欲しい。
男の生き様をみる
(2006-12-02)
なあみんな。坂本竜馬とか新撰組とか好きだろ?
なんでやつらに痺れるかって、そりゃ奴らが自分の仕事に命を張ってたからだろ。
小泉?阿部?石原? ははっ。
チャベスはなー。CIAと国内金持ち階級首謀のクーデターの時になー。死ぬ時は男らしく死のうと思ったんだよ。無学で貧乏な民衆のためにな。
そんな馬鹿なやつを助けるために、民衆はぞろぞろと官邸前に集まったのさ。
それまではベネズエラの石油を売った金はさ、米国石油メジャーの貯金通帳に貯まるだけだったけど、チャベス政権は石油を売った金を貧乏人の医療や教育に回したのさ。
分かりやすいだろ?
ベネズエラの貧乏人もさ。恩に答えて、昼は働いて夜は勉強してるってさ。識字率もたいそう上がったらしい。
アメリカもロシアも中国も大国は腐りきってるけどさー。世界にはこんな政治家もちゃんといるんだぜ。
日本もなー。愛国心とか北朝鮮の脅威とか言ってるけど、大丈夫か?みんな信じられるか?いつだって敵国の脅威と他民族の陰謀は、政治の失敗と戦争の「口実」に過ぎないんだぜ?
なあみんな。がんばろうぜ。勉強もしようや。
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