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アメリカ「対日感情」紀行

アメリカ「対日感情」紀行

横田増生

情報センター出版局
ランキング: 570801
価格: ¥ 1,470
ポイント: 14 pt
発売日: 2003-10-27
発送: 通常24時間以内に発送


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カスタマーレビュー

アメリカ人の鷹揚さが際立った  (2005-07-16)
日本で過ごした期間、いいようのない鬱屈を感じたことがあったのでは?と日本と関わったことのあるアメリカ人へのインタビュー旅行記。

日本社会のシステムの閉鎖性や硬直性をあまりにもずけずけと物言いされて、インタビュアー(著者)がつい逆ギレしてしまう図をひそかに期待して読み進んだが、深刻な対決シーンはあらわれなかった。

議論馴れしているアメリカ一般人のほうが包容力があるというか一枚上手だったというか、著者は命の危険を感じるギリギリの痛いところをついたつもりのようだったが、うまいこと著者が喜びそうな話題に誘導されまとめられてしまった感があり、やや力負けである。で星3つ。

著者が選んだワークロードの大変さ、それをやり遂げたことや、礼儀あるインタビューのスキルはもうすこし評価されてもいいと思う。

読むなら買わずに借りた方が・・・・  (2005-02-23)
タイトルを見てすごく面白そうだと思い購入しました。確かに大勢のアメリカ人の等身大の意見を読めるという意味では面白い本だと思います。しかし良いところはそれだけで、インタビューの内容は日本人に好意的なものばかりだったし、それなら数だけ多く載せる必要はないように思います。それに何より著者自身の苦労話とか、取材旅行中のどうでもいいような出来事が書かれた部分が冗長で、読み始めてすぐに白けてしまいました。インタビューに対する感想や分析も感心するほど鋭いものではありませんでした。興味のある方は購入はせずに、近くの図書館か何かで借りた方が無難だろうと思います。

結局結論はなんなのだろうか  (2004-06-28)
最初の数十ページを読むうちにこれはしっかりと全編を読むべきものと感じ一気にすべてを読破した。確かに五十数名のアメリカ人が日本とどのようにかかわり、日本をどのように感じているかの一つの事例は伝わってくる。

しかし、よく考えてみると日本に対して批判的な話はどこにも書かれていない。日本に対して批判的で、日本人に対して差別的な考えを持っている人はまだまだいるはずである。今回の取材対象の探し方が、日本に何らかの形でかかわっている人、という方法ではかかわって批判的になったひとは探しにくい、または出現しないことは自明であろう。

言ってみれば日本に対して好意的なアメリカ人の感想集という感じがして読み終わったあとには、読み始めたときのような感動は残らない。
アメリカとは、というものをもう少し解き明かすためには、アメリカで生活したことのある、あるいは、生活している日本人の意見も大事ではないだろうか。さまざまな面で差別や偏見と戦っている日本人もいるはずである。

もったいない…  (2004-03-29)
マスコミに登場しない、市井のアメリカ人へのインタビュー集である。「市井のアメリカ人」の声には私も興味があるし、著者の意気込みも伝わってくるのだが、読了して「もったいない」という思いが強く残った。

「一五〇人を超すアメリカ人に話を聞いた」というが、登場するのは52人である。「シンシナティで三人の取材をこなした」というが、実際に収録されているのはそのうちのひとりである。「州都アトランタに泊まり、そこから三件の取材をこなした」というが、ここでも登場するのはひとりである。本には書けなかったけれど、本当はもっと多くの人に取材したんですよ、とアピールしたい気持はわからないではないが、読者には関係のない話である。私には単なる自慢話、苦労話にしかきこえず、だんだんとうんざりしてきた。

そもそも「取材」という単語自体が読者には関係のない言葉だろう。本書には「取材」という言葉が無限に出てくるが、取材とはプロセスであり、その結果手にしたものを文章にするのが書き手の仕事である。この本はまるで、いかに練習してきたかを誇るスポーツ選手のようだ。

大変なエネルギーを注ぎ込んで取材し執筆したことは充分わかる。それだけにその取材自慢≠ェもったいない。

「等身大」のアメリカ人の日本への感情を描く、得難い書  (2003-12-06)
 感動的な本である。全ての人が率直に語り、読む人が「共感」できる。本書のテーマは、ステレオタイプを抜きにして、等身大のアメリカ人を知ることであるが、読む人は、まさに「等身大のアメリカ人」を、まさに自分の知人のように知ることができる

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