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常識の違いも見てわかる。
(2006-11-29)
こちらでは毎日、どこかの戦場の絵がTVから流れてくるので、我々はかなり鈍感になっている。忘れかけていた、あの日の前後、こんなすごいことになったのに、北欧に逃げて来たイスラームの移民たちは、自国へ帰らない、、。なんでだろう、、。日本がこんな状況に陥ったら、シベリアを抜けてでも、私は帰る。不幸を他人のせいにするのは、どうやらあまり恥ずかしいことではないらしい。それにしても、昭和30年代生まれに、こんな男がいたとは、、、。惚れ惚れする仕事ぶりである。ひどい、かわいそう、ああ!などというコメントは誰にでもできるだろう。死んでもないのに、カメラをはなしてしまった宮嶋氏が、本当のイラクの姿を教えてくれる。裏表紙の氏の写真が私に向かって微笑んでいるような気がしてならない。暖かい心の持ち主でもあるのだろう。
ちぎれた手首を見ましたが・・・。
(2004-08-24)
車のルーフに無造作に置かれた手首。しかし、予想に反して、私はあまり驚けなかった。ハリウッドなら、べっとりと血糊を付けておいただろう。が、本物のそれは、寧ろ、乾ききって、作り物のようであった。SFX、特殊メイクなどの技術が格段に進歩し、映画やTVなどを通して、私達は日々、本物の様な、或いはそれよりも迫力のある、生々しい映像を目にしてきた。いつの間にか侵されていた感覚の麻痺・・・。恐ろしいことだ。病院に運び込まれた遺体の山についても同様だ。唯一、私が生理的に衝撃を受けたのは、真っ赤に染まった遺体安置所の床であった。
何とも言えない衝撃を受けたのは、イラク市民の略奪シーン。仕上げは証拠隠滅の放火とは!嗚呼、この国はどうなってしまうのか・・・。
宮嶋氏の挙げた昭和天皇の発言については、諸説ある。1945年2月14日、近衛文麿の戦争終結の提案に「もう一度、戦果を挙げてからでないとなかなか話は難しいと思う。」とうけつけなかったのは、他でもない昭和天皇であった。歴史に「たら・れば」は禁物であるが、敢えて言わせてもらえば、この時点で、仮に終戦に向かっていれば、東京大空襲も、沖縄戦も、原爆投下もなかったであろう。その場に居て、見て、撮ってナンボの戦場ジャーナリストの宮嶋氏には、この手の曖昧な話は語って欲しくなかった。
しかし、その一点以外、全ての仕事は完璧である。命懸けで撮って来ただけのことはある。文章も面白い。今後の益々のご活躍を期待したい。(しかし、戦争は無い方が良いのは言うまでもない。)
イラクの真実。
(2004-06-28)
血まみれの部屋、千切れた手首などの衝撃的な写真もあるが、それよりも衝撃的だったのは、イラク人が笑顔で略奪している写真だった。治安の崩壊した国とはこんなものなのだろうか。宮嶋氏の「アッラーは盗みを認めているのか?」というコメントがいい。果たしてこれからのイラクがどうなっていくのか、ある意味で予言しているといえるだろう。
写真を見て絶望しました。
(2004-06-12)
これが同じ地球上にある国とは思えないほどの、悲惨な写真がありました。10歳くらいの子供の遺体の横顔が脳裏に焼き付いて離れません。きっとイラクの国自体のにおいもなまぐさいのでは、と思わせるほどの写真でした。
ちぎれた手首を見ましたか
(2004-02-10)
これだけしかない内容なら、もっと安価にすべきだと思っていたのですが、内容がすごかったです。イラク戦争の是非は別に譲るとして、一般市民の泣き叫ぶ顔、傷ついた人々の顔、不肖・宮嶋のレンズはいつも本当を写していると思いました。
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