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名著
(2009-01-04)
名著です。余計な意見や哲学的考察よりも、ひたすらに事実と感想を伝えているという内容。文章もいいけど、純粋な若い感情で書いてあり心を打ちます。
派遣が問題になっている今、是非読みたい本です。
2008年秋葉原通り魔事件について
(2008-06-20)
下記は、ある雑誌の取材にたいして、鎌田慧氏がコメントした内容である。
「私がルポを書いた1970年代より劣悪である。季節工には家賃や光熱水費が無料の寮が用意されるが、派遣は有料である。食うのが精いっぱいで、収入が減れば家賃も払えず、追い出される。下流社会にも“格差”が生じている」
秋葉原で17人を殺傷した加藤智大は、派遣社員として自動車部品工場で働いていた。月収約20万円から、5万円もの寮費が天引きされていたという。加藤を雇っていた会社の部長は『必要なときに必要な人材を、がうたい文句。毎日が戦争。1人でもタマを送りたいというのが本音です』と語っていたらしい。
全国のネットカフェや24時間営業のファーストフード店には、職を失った派遣労働者が寝泊まりしている。“絶望”である。
ホンモノのノンフィクション!
(2008-02-23)
1970年代のトヨタ自動車工場内部を著者自身の経験のもと工員としての視点で実情が
書かれている貴重な本。
内容は、思想的にかなり左によった感があり、企業側の考えはほぼ一切無視されている
ため、決して客観的といいえるものではない。
しかし、著者自らがトヨタに入社しているのだから、これぞホンモノのノンフィクションと
いった記述で、その説得力は圧倒的である。
現在トヨタは、自動車生産台数世界一、環境保護など世界有数の企業であるが、本書にある
ような労働による汗と涙の積み重ねであることを肝に銘じねばなるまい。
雑誌の裏表紙にトヨタ期間工の募集広告が載るたびに、今はどんな環境なのかと思いをはせ
てしまう。
超名著。手に入る限りは読むべき。
(2008-02-21)
内容は他の方が書いている通り、トヨタの季節労働者のお話。
半端ではない厳しい労働状況が報告されている。
心理描写が巧みであるし、生々しく、フィクションであるかのように
ノンフィクションの話が展開される。
文章の書き方も巧みであるし、本としての構成も巧み。
内容も、あの絶好調のトヨタの足元に一体何があるのかということを教えてくれる、
社会というものについて考えさせられるすばらしい本。
まだあと10年以上はその価値を保ち続けると思われる。
栄光の裏にあるもの・・・
(2007-03-27)
栄光ある1兆円企業トヨタ自動車の暗黒部分を活写した潜入ルポ。
効率化重視の行き着く先を読者の眼前に展開させる。
ベルト組み立て作業=絶望作業という図式を、イヤというほど思いしる作品だ。
本作は1972年作品だが、ロボットが導入された今も基本は変わっていないという話しだ。
以前として直接部門の過労死、精神疾患、自殺は後を絶たないという。
マスコミ(五大新聞含め)はほとんど報道しない。 それはトヨタが大広告主だからだ。
人間を隷属させ徹底的に搾りとる企業というものはなにか?
なにがそこまでさせるのか?
”これは大昔の話しさ”、ではすまない。今もなお存在する話しなのだ。
我々は月の表ばかり見ているものだという事実を知った。
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