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敬意を評し、5点です
(2008-07-05)
ご存知の通り、著者の逝去に伴い、未完となったシリーズ最終作です。
ただ、内容は、我々が目にできる範囲で言えば、信長、家康、今川義元、桶狭間の戦い等に関する興味深い話を、いつもの格調高く、博識に富んだ文章で読むことができ、楽しむことができます。今更ながら、著者の逝去が惜しまれます。
で、本の評価なのですが、文章だけでいえば、やはり、尻切れトンボであり、減点は免れないのですが、巻末に、旅行に同行されていた安野画伯のスケッチ、編集者による文章、カメラマンによる写真があり、我々がこれまで知りえなかったけれども、関心のあった、一体、司馬氏は、どういった旅行をされているんだろということの一端がかいまみれ、やはり、シリーズファンであれば、一読に値するものかと思います。
最後の物語
(2006-01-21)
初出は1996年の『週間朝日』。
『街道をゆく』シリーズの最終作。連載中に司馬が亡くなったため、未完のままに終わっている。そのため本文は80頁ほどで、これに取材中の写真、安野光雅氏のスケッチ、編集部のコメントなどが加えられている。
信長、今川義元、家康を訪ねる旅であり、桶狭間や松平郷に行っている。結末がどこに向かうはずだっのか、ものすごく気になる。
文章も取材も枯れて格調高くなっている。それだけに残念。
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